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CLAYMORE クレイモア

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漫画レビュー
著作権について
    クレイモア 作者 八木教広 ジャンプスクエア
    コミック 1巻〜19巻

 クレイモア ストーリー
 この漫画は、中世のヨーロッパ風の時代背景が舞台となり、この世界では町を襲い、人間の肉を喰い生きる妖魔というものが出没する。妖魔は強靭な肉体を持ち、人間に擬態する能力を持っている、街の人間達は、組織と言われるものに大金を支払い妖魔討伐を依頼する。
 組織によって派遣されるのが妖魔を倒す事のできる唯一の存在である銀眼の魔女クレイモアである、この漫画は特にクレアというクレイモアを中心として物語が進行していきます。
 クレイモア 登場人物
クレア
主人公。No.47(最下位)のクレイモア。
史上初めてで唯一、自分の意志でクレイモアになった戦士。妖魔では無くNo.1クレイモア、テレサの血肉を取り込んだ特殊体。一見冷静且つ冷淡だが激情型の性格
最弱の戦士であったが、いくつもの修羅場をくぐりぬけ高速剣、風きりなどの技を身に付け、半人半妖の戦士として上位に位置する戦闘能力を身につけた。
ラキ
妖魔に家族を殺され、クレアに助けられた少年。優しい性格で、料理が得意。
クレアと共に旅をしていたが、オフィーリアとの戦いでクレアと分かれてしまう。
テレサ
当時歴代最強と言われていた過去のNo.1クレイモア。
戦闘能力が突出しており、戦闘において妖力開放をひつようとせず、人形のような整った顔が醜く歪む事も無く、まるで笑みを浮かべながら妖魔を切り伏せる事から、微笑のテレサの異名を持つ。
クレアとの出会いにより人らしい温かい心を取り戻す。
プリシラ
いずれテレサを上回るといわれるほどの潜在能力の高さを期待され、戦士となって僅か数箇月と言う異例の短期間でNo.2まで昇格した。
その潜在能力と妖気を抑え込む能力を買われてテレサ討伐の一員に選ばれるが、経験と地力の差から切り伏せられる。その際、テレサに情けを掛けられたことで激昂し、妖力解放の限度を超え覚醒者となった。
リフル
「深淵の者」と呼ばれる三強覚醒者の一角。
西の地を支配していることから西のリフルと呼ばれる。
女戦士の初代No.1であると同時に、歴代の戦士の中で最年少にしてNo.1にまで登りつめ、最年少にして覚醒した。
ミリア
No.6の戦士。責任感が強く統率力に富み、数回の覚醒者狩りを経験しているベテラン。
瞬間的な妖力の急上昇により、超スピードを発揮する移動術、幻影を得意とし、幻影のミリアの異名を持つ。
技能と統率力の高さから、集団戦ではNo.1以上の働きをすると言われている。
ヘレン
No.22の戦士。激情家で気性が荒く、依頼人を含む普通の人間ともよく問題を起こすトラブルメーカーであるが、持ち前の明るさで仲間内の雰囲気を盛り上げるムードメーカーでもある。
四肢の伸縮を自在に使いこなし、腕を伸ばしての遠距離攻撃を得意とする。
デネブ
No.15の戦士。毒舌家で常に冷めた態度を取るが、仲間に対し対抗意識が強く、ヘレンとは違った意味でトラブルメーカー。
妖力解放の限界点を探っている時に半覚醒してしまった経験を持ち、超絶的な回復力を通常の戦闘で使いこなせるようになっている。
ガラテア
No.3の戦士。妖気の感知能力が極めて高く、神眼のガラテアの異名を持つ。
戦闘においては高い妖気の感知能力を活かし、自分の妖気を相手の妖気と同調させて相手を操ることができる。
妖力解放に伴う力の上昇率が同世代の戦士の中で最も高い

クレイモア 解説 感想
 この漫画は、ファンタジー漫画の分類に入ると思いますが、他のファンタジー漫画とは違う独創的な作品になってます。
 クレイモアとはスコットランドで用いられた大剣の名称からきていると思われますが、組織によって、妖魔の血肉を体内に埋め込まれた半人半妖の女戦士が大剣クレイモアを武器として使用していることからクレイモアとよばれている。
 クレイモアが度重なる妖力解放や、自身が抑え切れないほどに妖力を解放すると完全な妖魔と化し、覚醒者と呼ばれる存在になる。覚醒者は外見が固体によって差があるが、妖怪を思わせる化け物のようになり人間の内臓を欲するようになる。覚醒者は人間の姿に戻る事もできる。
 クレイモアは戦いで死んでいく者も多く、47人の戦士が入れ替わるが、ナンバーは強さの順序でクレアの時代ではNO1アリシア(最強)〜NO47(クレア)となっている。
 この漫画はの魅力は、なんと言ってもストーリーの展開ですね、先がまったく読めなくて毎回思わぬ方向に話が進行して行きます。絵もキレイですし、女の子が主体で、戦士ですからどこか男っぽいところもあり、決めセリフも多くまるで宝塚歌劇のような感じもします。
組織、深淵3強、最強の覚醒者プリシラ、それに立ち向かうクレア達と力関係があり、それが微妙なバランスで急速に変わっていくのも面白いです。
私のイチ押しの漫画です。

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